| 理系と文系の違い 2004 2/16
2/17 3/26追記 受験生にとってまず大切なのは、今の日本の状況を知る事です。 そこで文部科学省の公開統計情報 から、大学生の就職状況を見てみましょう。 2003年度の大卒(進学者を除いた人数は約48万人、うち文系は約35万人)就職率は 人文科学 62% 社会科学 67% 理 学 75% 工 学 70% 大学院修士卒(進学者を除いた人数は約5万8千人、うち文系は約1万8千人)就職率は 人文科学 38% 社会科学 52% 理 学 82% 工 学 90% 如何でしょうか? これが日本の現状なのです。ちなみに、10年前のデータを見ると 文系の学部卒就職率は約80−88%、理系は90−97%でした。 この10年間でいかに日本が変わってしまったか、数字からはっきり見て取れますね。 日本は新卒の一括採用が主流ですから、卒業時までに決められないとその後選べる会社の幅は非常に狭まります。 もっとも数字の低い人文科学系を志望するのは、あなたの人生においてリスクが非常に高くなります。 理学と工学の学部卒では理学のほうが高いですが、工学部生は理学部の5倍以上の人数がいます。 10年前は工学のほうが学部卒の就職率も高かったので、この10年で学卒については逆転したということです。 文系と理系の学部卒で3-15ポイントの差がついていますが、 これはつまり社会から必要とされる分野と学生が大学でやりたい分野のズレの分ということになります。 工学修士卒の人間は、社会からとても必要とされているということが数字からわかります。 4月から文系理系ごとに履修コースの分かれる高校生は多いと思います。 では文系と理系って一体何が違うのでしょうか? それはズバリ将来の職業です。 大学生以上の人にとっては「当たり前の事」かもしれませんが、この事実をあまり意識していない高校生というのは 意外に多いのです。 最近書店では村上龍さんの「13歳のハローワーク」という本が売れていますが、 この本のように、職業について中学生くらいにも分かり易く説明し、将来を意識させるというのは大事な事です。 一度自分の進路を決めて大学に入学してしまったら、その後で変更するのは容易ではありません。 (東大のように幅広い進路の振り分けがある大学は別です。逆に言えば、大学に入った後で進路が決められるのが東大の魅力の1つですが、 既にやりたいことがはっきり決まっている人にとっては、東大の教養課程の2年間というのは苦痛かもしれません。 また進路振り分けは基本的に成績順のため、成績が悪い人は自分の希望するコースに進めるとは限りません。これもデメリットの1つです。 「入学してから内部競争に負けないように頑張れば良いじゃないか」と思うかもしれませんが、実はこれも少し考えが甘いのです。何故かというと、 「毎年東大に数十人を合格させる高校」などは、入学後も先輩後輩の関係が密なため、過去の試験の情報・コピーなどが容易に入手できるケースがあり、 それ以外の高校出身の人に比べて勉強面で大幅に有利な事があるのです。 これは東大を目指す公立高校の受験生にとっては盲点だと思います。高校の先生はこう言った事まで意識して進路指導しているかわかりませんが。 例えば東大の理科2類から医学部への枠がありますが、この枠を勝ち取った人を出身高校別に見てみると、 意外な傾向があったりするかもしれません。) ですから文理の選択、大学の選択は人生を決めるつもりでよく悩み多くの先輩や社会人に相談して判断してください。 そして現在の世の中の状況から、文理選択後の進路はどうなるのかを見てみましょう。 まず文系の進路はおおまかに以下のようになります。 文学・語学・社会学系・・・就職活動において極めて不利 経済・経営・商学系・・・ 就職活動においては、上の系統よりは有利。事務系職種に就ける可能性も上がる。 簿記や会計士等の重要資格の有無が決定的に作用するケースも。 法学系・・・弁護士や裁判官が浮かぶが、一般就職でも文系では有利なケースが多い。 公務員になるにもやや有利(公務員試験と授業が被りやすいため)。 事務系職に有利。司法試験合格を目指すため卒業後進路未定というケースも多い。 しかし法科大学院の登場により状況が変化する可能性がある。 法科大学院では法律意外の分野の知識を持つ人間を欲しがっているため。 教育系・・・教員になるには決定的に有利、一般就職では不利。 就職の事しか書いていないと思われるかもしれませんが、その通りです。 高校生のみなさんは大学4年間の生活と勉強のために進路を選ぶかもしれませんが、 冷静に長い目で見れば、その後の人生のほうが長いわけです。ですから「将来どんな職業につける可能性があるか、 そもそも就職で有利か」という点を基準に学部学科を選んだほうが良いのです。 当然ながら、企業から見て役に立つ事を勉強してきた学科の学生ほど人気が高いです。 会計や法律の知識というのはどの企業でも必要とされますから、これらの学科出身だったり、資格を持っていたりすれば それだけで決定的な材料になり得ます。 就職で有利ということは即ち自分の希望する仕事に就ける可能性が高くなるということです。 よく世間の大人や学校の先生は「やりたいことを考えて進路を決めなさい」と言いますね。 これはあまり正しいとはいえません。現実には 「社会から必要とされる仕事で、かつ自分の興味のある分野を志望すべき」なのです。 やりたいことだけを自由にやれるのは、お金持ちや仕事を引退した高齢者の方など一部の人間だけです。 高校生の時点で「やりたいこと」だけを考えて大学を選んで、入学後に後悔したケースというのは星の数ほどあると思いますよ。 例えば「ゲームが好きだから大阪の大学のゲーム学科」へ進学しても、20歳になって 「いい加減にゲームなんて馬鹿なこと飽きた」となってからでは遅すぎるからです。 高校生の時点での興味と、将来それが仕事にできるかというのは格段の開きがあるため、自分の好みだけで進路を決定するのは危険なのです。 バブル景気の頃は、いわゆる2流大学でも大企業の会社説明会の受け付けで名前を書くだけで内定が出るという 夢のような話しが現実に存在しましたが、今はその時から見れば天と地ですよね。 若年層で定職に就いていない人間の割合が20%を超えたというニュースが先日ありましたが、 これは国レベルで将来が危ういという事です。 (ちなみに、私立大学でトップ人気の慶応大学について文系学部就職状況の 公開情報 を見ると、なんと新卒の約30−40% が進路決定していません(2000年度)。これは大変深刻な状況だということがわかると思います。) 大人が「将来の仕事に関係のある勉強を子供にさせなかった」 「子供が将来の事を考えて分野を選択し勉強するということをやらなかった」 結果が、現在の日本のような悲惨な状況を招いているのです。 ですからここを読んでいる受験生のみなさんはせめて、自分の身だけは自分ので守れるように、 将来の職業を視野に入れて大学・学部学科を選択するようになればいいと、このページが存在するわけです。 次に理系の就職について見てみましょう(文系より若干詳しく書きます) 理学系(物理・化学)・・・・ 一定数の需要はあるが、受験生にとって意外な事に”専門分野の就職”ではさほど振るわない。 化学に比べ物理のほうが専門就職の求人は大幅に少ない。(化学はメーカーの求人が多い) よって専門外(SE・PG・事務職・営業職・公務員等・・・*)への就職も多い。 ただし物理の実験系は分野によって一部メーカーで需要がある。 化学を専攻しても、化学系メーカーに就職する人がほとんどというわけではありません。 この点が受験生の想像とは違います。 まず、日本の長期不況(他国の台頭)により多くの企業が採用数を減らしていること。 他にも「大学では化学を勉強したが、もう実験室でフラスコを振ったり機械とにらめっこするのはうんざりだから、仕事は別の分野を」 というパターンの人も結構多いです。 理学系(数学・生物・地球科学・環境・農学)・・・ 専門分野での求人は少なく、上の物理や化学よりも専門就職では不利。 よって専門外(同上・・・*)への就職が多くなる。 難関大の数学科院生などは、一部金融・銀行・保険・証券の商品開発や取引分野において需要がある。 生物学、環境学関連は、建築と並んで受験生に人気の分野だが、専門就職は非常に少ない。 これは生物・環境分野が利益を生みにくいから、その分野の企業が少ないため。 尚「バイオ」は薬学や応用化学科の生化学分野が該当する。 旧来の生物系学科でバイオ関連のものは少ない。 工学系(建築・土木)・・・ 受験生には人気分野だが(建築は土木よりも圧倒的に人気)、 求人は意外に多くない。結果的に専門外(*)への就職が増える。 設計に憧れる学生は多いが、その仕事の需要が どのくらいあるかを考えれば、仕事とするには非常に狭き門なのは明白。 ただし難関大の建築系は人気も就職も安定している。 (尚、船舶・航空・宇宙関係は大学によって建築系or機械系に含まれる。) 工学系(物質・材料・応用化学&物理)・・・ 求人は増える、しかし専門外(同上)への就職もそれなりにある。 同分野の理学系よりは有利。 (難関大学では企業からの求人が多い。) 難関大の物質・材料・応用化学は、利益に結びつき易い研究分野の場合 企業からの需要は非常に高くなる。大学/研究室の選択が重要。 工学系(機械・電気)・・・ 戦後の日本を支えてきた中心的な分野で、求人はとても多い。 企業から大学への求人も多く、望めばほぼ専門に一致した職業に就ける。 専門外(同上)への就職でも不利な点は少ない。 船舶や航空宇宙関係の学科もここに含まれる。 特に電気系は非常に多くの企業で必要とされるため、就職に不安は無い。 (電気系への求人の多さは受験生の想像を超えている。) 工学系(電子・情報)・・・ 求人は非常に多く、難関大学以外でもこの分野には企業からの推薦依頼が多数来る。 また専門外への就職でも不利な点は少ない。 特に電子工学は最先端の学問分野を含み、他分野でも需要が高い。 情報工学はSE・PGの需要が多い。 電子・情報・通信分野はバイオと並び今後とも急速な発展の見込める分野といえる。 数学がとても好き・得意だという人は、数学科ではなくて情報工学科へ進学する事を薦めたい。 この分野は高度な数学的能力を備えた人間を必要としていて、難関大の修士以上の肩書きがあれば 大手企業の研究部門へ行ける可能性も高まる。 理学部数学科を出ても研究職への道が狭き門であることを考えると(数学の教員や塾講師というケースが多くある)、 情報工学修士→企業の研究員という道のほうが有望と考えられる。 また同様に、物理が好きな人は物理科以外にも電気・電子工学の分野が薦められる。 医学系(医師・薬剤師・獣医師)・・・ 求人は多い。薬剤師は製薬以外にバイオ系でも必要とされる。 受験生に人気の「バイオ系」で研究職の座を得るには、難関大学の応用化学・薬学で修士を出るのが一般的であり 非常に狭き門といえる。 しかし製薬分野の研究レベルで一般的に日本企業は欧米大手企業に対して劣ると言われている。 (薬剤師資格保持者への求人の実態は、MRという営業職・生産管理・販売が主である。 また薬学部が近年急速に増えたため、近い将来薬剤師の需要は飽和すると見られている。) 獣医師は他よりも求人が少ないが、一部製薬企業でも動物実験などがあるために意外な需要がある。 医者は既に余っていると言われるが、余っているのは都市部の話。 また優秀な人材は常に不足している。 苦労が多い割に儲からない分野は敬遠されているのも一因。 医師は自由度の高い職業と受験生に思われがちだが、 開業している医師(自営)と病院勤務の医師(雇われ)では状況が異なる。 また保険制度に縛られる事も注意しなくてはいけない。 注:医学部6年・研修2年・さらに3-5年以上の臨床経験を経てようやく一人前の医師とみなされるようですが、 つまり「医師として働くのに必要な能力を身に付けるには最低でも10年以上確実にかかる」わけです。 今後は医師も弁護士も実力に応じて極端に差がつくようになると思われます。(専門医と非専門医など) 「医者=儲かる」という短絡的な思考では状況の変化に対応できないでしょう。 医療系(看護師・放射線技師・理学療法師等)・・・ 求人は多い。しかし看護師は激務で離職率が高く(受験生は実態を把握していない事が多い)、 放射線・理学療法等は近年人が余り気味の傾向にある。 教育系(理科)・・・ 教員の需要は都市部でのみ近年増加傾向(特に小学校教員は募集が多い)、公務員一般への進路もある。 しかし一般就職や理科の各専門分野での就職は院生でも他学部より厳しいのが普通。 それから理系といえど理学系は工学系よりも自分の専攻分野での就職において一般的に不利です。 これは社会的に常識レベルなのですが、 受験生はこういった情報を知らない事があります。 また、同じ学部学科でも大学が大都市に近いほど就職活動で有利です。 これも受験生にとっては盲点かもしれません。地方だと説明会や面接のために毎回移動が大変なため、 都市部よりも必然的に受けられる会社の数が少なくなってしまいます。 地方の大学にはこういった大きなデメリットがあるのです。 公的な統計データを見てみましょう、 文部科学省の 学卒進路調査 を見ると、文系学部卒の約30%、理系学部卒の約15%が進路未定あるいは不明という数字があります。 別の資料では、 大学院の理工系修了者のうち約10%が進路未定あるいは不明となっています。 また、大学院人文・社会科学系修了者のうち約40%が進路未定あるいは不明です。 これは極めて深刻な数字で、文系と理系では就職率に15ポイント以上の差 がついているわけです。 職業を選ぶ時、その職業が一体どれくらいの付加価値を生むのかということを意識してみてください。 付加価値を全く生み出さなければ、それは仕事とは言えないのです。 例えば塾はサービス業ですが、優秀な塾講師は生徒を志望校に入学させる可能性が高いため、さほど優秀でない塾講師よりも高い付加価値があります。 これは誰でもわかりますね。(無能な塾講師は? 当然クビになります。 じゃあ無能な教師は? 残念ながら公務員は仕事ができなくても簡単にクビにできません。法律で身分が守られているからです。) 安全で美味しい野菜を大量生産できる農家は、その農産物に高い付加価値があるために当然それ以外の農家よりも有利です。 (ただし農作物は単価が安いため「生産量」が大切です。) 青色発光ダイオードを世界で始めて実用製品化し重要な特許を取得した中村教授は、当時所属していた会社に数千億円規模 の利益をもたらしました。たった一人の発明がこれだけの利益を生むのは、発明したものが世の中にとって決定的な価値があり、 また特許法という法律でその発明が守られているからです。 (ちなみに、中村教授の弁護士は東大の法学部を卒業した後、理系に学士入学して卒業しています。その他の経歴も弁護士として日本トップクラスです。) もし特許法が無ければ、大企業が同じ作り方で真似をして製品をつくるために、小さい会社は太刀打ちできません。 優れた発明は大変な付加価値を生むというのがよくわかるケースです。 さて、上の3つの例はそれぞれ「第3次産業」「第1次産業」「第2次産業」を表していますね。中学・高校の社会や政治経済の授業で習ったはずです。 実は世の中全体で見ると、サービス業よりも製造業のほうが高い付加価値を生むのです。 日本という国はGNPが世界第二位の経済大国ですが、何故ここまで経済的に成長できたのでしょうか? 日本には輸出できるだけの石油や鉱物資源が無く、また島国のため農作物を陸続きに貿易できるような欧州とは状況が違います。 それがここまで成長できたのは、製造業の圧倒的な勝利があったからです。 では何故製造業で他国との競争に勝ったのでしょうか? それは高等教育や研究開発にお金をかけ、子供を小さい時からしっかり教育したからです。 物凄く当たり前の事なのですが、この当たり前の事が十分にできていなかったのが世界の大半の国々なのです。 (例えばアメリカは自動車を生みましたが、その自動車の量産化において、日本企業は品質・価格ともにアメリカを凌駕しました) 日本は90年代まで他国との経済競争に勝ち、現在の地位を確立したのですが 残念ながら学校の授業では「何故日本は勝ち、他国は負けたのか」ということをあまり教えません。 謙遜が美徳、自慢や批判は不徳ということでしょうか。でもこんなことだから、バブル崩壊以降の悲惨な状況が続いているのです。 例えば日本の製造業は強いですが、航空機分野ではアメリカにかないません。何故でしょう? 戦後、GHQは日本企業の航空機製造を長期に渡って禁止したからです。(飛行機関係の法律もアメリカより締め付けが厳しいままです) 一度世界レベルから遅れを取れば、それを取り戻すのには数十年単位の努力が必要になるのです。 農作物も輸入が多く、アメリカ製牛肉の狂牛病騒動が最近の話題です。 (アメリカは絶対に全頭検査をやりません、やれば 狂牛病の牛が大量に存在することがバレてしまうからです。 日本でも、狂牛病の検査をして公表した北海道の女性獣医師が「不自然な自殺」をしたことがありましたね。これが世の中の現実です。) 輸入作物の農薬汚染については、見て見ぬ振りがされています。 日本がアメリカから製造業の地位を奪ったように、今日本が停滞していると その間に中国が日本から製造業の地位を奪う事になるわけです。 そしてその実現可能性のポイントは「教育の質と量」なのです。 さてここまで読んで、そろそろ流れが見えたかと思います。 理系と文系では将来の選択肢に決定的な差が生まれ、また選んだ職業と能力によって生まれる付加価値に差がある ということです。 これはつまり、職業と能力が人間の価値に大小をつけるということです。 こう書くと反発する人間もいますが、そういう人だって病院に行ってお医者さんの前では敬語で話したり、また会社の上司には絶対に逆らえなかったりするわけです。 大事なのは少しでも早く現実を知り、現実に対処することです。 世の中に大きなインパクトを与える可能性の高い職業から順に並べると、、、 ◆国会議員(立法)・裁判官(司法)・弁護士(司法)・総理・国務大臣(行政)・事務次官(行政) ◆会社経営者・研究者(研究医を含む) ◆技術者・生産者・公務員・会社員・その他 ◆学生(理系・文系)・生徒・児童 一段目は公的な職業でインパクトの高いもの、二段目は主に企業・研究機関に属し役割の重い職業、 三段目はそれ以外の職業、四段目は「これから上のどれかの職業になる人」ですね。 そして一段目と二段目に属する人間の数は、下の2つの数に比べて相対的に非常に少ないですね。 文系ならば一段目と二段目の経営者、理系ならば研究者を目指す事が1つの目標になっているわけです。 何故なら、これらの仕事は「自分の意志で自分の仕事を決めたり、組織を動かす事ができる」立場にあるからです。 そのため、まずは大学で高度な知識と能力と人脈を得る必要があり、 受験競争が発生し、難関大学というものが生まれるわけです。 そして難関大学を出ると、出たということだけでも評価の対象になるわけです。 幸いなことに日本では、テストの点さえよければ国立の難関大学に進む事ができます。 (欧米はここが多少違います、学校では汚い話しには触れませんが。。。) 社会へのインパクトという点では一段目の職業が最も大きく、 収入という点では一段目、二段目の職業が比較的大きく(例外も多々あります)、 安定性という点では公務員が最も大きく、 専門分野への就職可能性という点では工学部の一部と医学部が大きく、 就職率という点では理系のほうが文系より高く (統計的に見て各大学・学科ごとの格差は10-50%まであります)、 勉強の苦労という点では難関大学の理系が最も大きく、 留年率という点では一般的に機械・電気・電子系が最も高く(笑)、 他者の人生に影響を与える強力な資格を得る可能性があるという点では、法・医薬・獣医系が最も高く、 仕事の苦労や楽しさという点では、、、これは人それぞれですね。 そしてこのサイトでは、これらのうち前述の統計データのような就職率の圧倒的な違いに注目し、 社会で多く必要とされているのは理科系の学問を見につけた人間であると判断して、 学生は理系に多く進学すべきでそのためには何をどう勉強したら良いかという事を書いているわけです。 みなさんも自信の進路を決定する際は 「やりたいことではなく、社会から必要とされている事」 「新しい付加価値を生み出す学問・仕事」 という点を意識して考えてみて下さい。 |